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Gemini新機能

Geminiの「ノートブック」機能が組織にも開放──Gemini Notebookとの違いは

Google Workspace Updatesのページ
提供元の発表ページ (出典:Google Workspace Updates

Googleは2026年9月17日(現地時間)、Geminiアプリの中にある「ノートブック」機能を、これまでの個人ユーザー向けに加えて学校や企業などの組織ユーザーにも広げると発表しました。資料をまとめてアップロードし、プロジェクトごとに会話を整理できる機能で、名前がよく似た「Gemini Notebook」(旧NotebookLM)とは別物です。何が変わり、業務のどこで使えるのかを整理します。

何が変わったか

Geminiアプリのサイドバーには「ノートブック」というセクションがあります。資料をアップロードしてプロジェクトごとに会話をまとめておける機能で、2026年4月にGoogle AI Ultra・Pro・Plusの個人契約者向けにまず公開されました。今回の発表は、この機能をGoogle Workspaceの学校・企業アカウントにも広げるというものです。

  • 資料(PDF、Googleドキュメント、Webサイトなど)を1つのノートブックにつき最大10件までアップロードできる
  • アップロードした資料に基づく会話が、そのノートブックの中に自動でまとまる
  • 管理コンソールの初期設定はオン。ただし「Gemini App」と「Gemini Notebook」の両方のアクセス設定がオンになっているグループ・組織単位のユーザーだけが使える
  • 展開は2026年9月14日に始まり、Rapid Release・Scheduled Releaseどちらのドメインでも最大15日かけて段階的に反映される

対象になるのは、Google Workspaceの全エディション、Workspace Individual契約者、そして個人のGoogleアカウント利用者です。発表文には「EEA(欧州経済領域)を除く」と明記されており、日本はEEAに含まれないため対象国に入ります。ただし対応言語についての記載は発表文になく、段階展開の途中のため、条件に当てはまっていても組織によってはまだ画面に表示されていない可能性があります。

Geminiの入力画面。
Geminiの入力画面。 (出典:Gemini(Google)の画面/ミーネクストで撮影

業務での使いどころ

「ノートブック」を使うと、案件やプロジェクトごとに資料と会話をひとまとめにできます。たとえば、ある案件に関係する資料をまとめて入れておけば、後から関連する質問をするたびに資料を貼り直す手間がなくなります。案件が変わったら別のノートブックを作り、資料と会話を混ぜないのがコツです。

  1. 1Geminiアプリの左側パネルから「New notebook」(新しいノートブック)を選ぶ
  2. 2案件に関連する資料をアップロードする(PDF、Googleドキュメント、URLなど。最大10件)
  3. 3そのノートブックの中でGeminiに質問し、アップロードした資料をもとに回答させる
  4. 4別の案件を扱うときは、資料を混ぜずに新しいノートブックを作る
アップロードした資料だけを根拠に答えさせるプロンプト
このノートブックにアップロードした資料だけを根拠に回答してください。

1. 資料に書かれている内容だけで答える
2. 資料に無い情報は「資料に記載がありません」と答える
3. 憶測や一般知識で補わない
4. 回答の根拠にした資料名(ファイル名)も添える

質問:
(ここに質問を書く)

資料に無い情報は補わない」の一文を入れないと、AIが一般的な知識で答えを埋めてしまい、アップロードした資料の内容と食い違う回答が出ることがあります。

試すときに気をつけること

本稿執筆時点で、日本の画面での動作は未確認です

この記事は英語の発表文をもとに書いています(確認日: 2026年9月18日)。対象条件(Workspaceの全エディション・EEA域外)に日本は含まれますが、2026年9月14日から始まった段階展開の途中のため、組織によってはまだ「New notebook」が表示されない場合があります。表示されない場合は設定ミスではなく、展開のタイミングによるものの可能性が高いです。

  • アップロードする資料は、自社のデータ取り扱いルールに沿って選ぶ。顧客情報や契約書などをそのまま入れる前に、社内ルールを確認する
  • 「Gemini Notebook」(旧NotebookLM)とは別の機能。同じ資料でも、結局は両方にアップロードし直すことになる場合がある
  • 管理者は「Gemini App」と「Gemini Notebook」両方のアクセス設定を確認する。片方だけオンでは使えない

出典

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